⽇本アカデメイア事務局
公益財団法⼈ ⽇本⽣産性本部
ジュニア・アカデメイア
第7期ジュニア・アカデメイア
ジュニア・アカデメイアとは
人材を育てるという「日本アカデメイア」の設立当初からのミッションに基づき、 志のある大学生・大学院生を対象として創設されました。
一方通行の講義ではなく、次の時代を担う学生が主体となって、 日本が直面する解決困難な課題について学び、考えることを主眼としています。
活動を通じ、自分の未来を自分の責任で選び取る、本当の意味での「主権者」の育成を目指します。
参加大学(第7期)
お茶の水女子大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、上智大学、千葉大学、津田塾大学、東京大学、東北大学、富山大学、一橋大学、北海道大学
計12大学(学部1年生~博士課程2年生)
主な活動内容(第7期)
1.各界のリーダーとの対話:
令和国民会議(通称:令和臨調)と連携し、学生が考えた「問い」をもとに対話を行いました。
対話に向けて、事前に集中検討合宿(都内)を行い、学生間で議論をしながら「問い」を作成しました。
○2023年2月15日第1回・TOPリーダーとの対話
ゲスト:令和臨調第3部会「国土構想」
共同座長 永野 毅・東京海上ホールディングス取締役会長
主査 宇野 重規・東京大学教授
○2023年3月20日第2回・TOPリーダーとの対話
ゲスト:令和臨調第2部会「財政・社会保障」
共同座長 平野 信行・三菱UFJ銀行特別顧問
共同座長 翁 百合・日本総合研究所理事長
2.学生による自主活動:
ミッション「若者が、大人たちを巻き込み、日本の未来を構想する」を遂行するために、
自主的にグループ・個人にて、活動を行いました。
・主な活動例:
SNSを活用したアンケート調査、オンラインでのインタビュー、
高校生を対象としたヒアリング、専門家へのプレゼン・意見交換など
活動の様子
対話に向けた集中検討合宿(2023年2月11日~12日)
第1回・TOPリーダーとの対話(2023年2月15日)
第2回・TOPリーダーとの対話(2023年3月20日)
参加学生の声(第7期)参加学生の声(第7期)
Q.ジュニア・アカデメイアに参加して良かったことは何ですか?
大学内では得られない全国の学生との繋がりを得られたことが一番大きいです。日本が抱える問題についてメンバー同士でじっくり議論をして、日本を代表する企業や先生方への対話に臨むことができたことは何よりの財産になっています。 |
京都大学・法学部3年 |
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北海道大学・法学部4年 |
他大学の参加メンバーと議論をしたり、ジュニア・アカデメイアでしか出会えないようなゲストの方々との対話を通じて、自分の視野を広げることができました。また活動を通じて、私たちの世代の声を大人たちへ届ける重要性を改めて認識しました。 | |
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Q. リーダーとの対話で印象に残っていることはありますか?
日本を引っ張るリーダーの方々の考えを直接聞くことができたこと、私たちの本音を伝えられたことが何より良かったと思います。私たち若者も、もっと日本の課題について真剣に向き合っていきたいと思いました。また、対話に向けた合宿を行って、学生同士でどんな「問い」を投げかけるか議論したことで、当日の対話のやり取りが一層、充実したものになったと思います。 |
津田塾大学・学芸学部3年 |
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慶應義塾大学・ |
リーダーとの対話では、学生一人一人が自由に自分たちの意見を伝えることができました。あらかじめ皆で話し合って準備した「問い」だけを話すのではなく、対話の中で生まれる新たな疑問や意見も伝えたことで、相手の考えもよく理解することができました。日本の未来について、社会に出てからもその解決に向けて取り組みたいと思いました。 |
Q. 自主活動に取り組んでみていかがでしたか?
社会への「問い」を立てるにあたって、自分たちが本当に成し遂げたいことは何か、どんな未来を望んでいるのか、メンバーと議論をしながら、進めていきました。そのうえで、自分たちにできることを考え、実践に移す、というプロセスは、自分で決めたことに責任を持ち、自らの力で進めていかないといけないため、とても難しくもあり、やりがいを感じました。 |
上智大学・ |
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東京大学・法学部4年 |
今まで受験勉強や大学の授業で「問い」に答えることはあっても、自ら「問い」を立てて取り組むことは新鮮に感じました。 メンバーの皆と話し合いながら、アウトプットを設定し、そこに向かって自分たちで進めないといけないという難しさはありましたが、 用意されたことを上手くこなすよりも、遥かに価値があると思いました。 |